北崎通信局

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一本でもにんじん

c0033992_22182197.jpg〈花鯛郷〉の直販所には今、新鮮な人参が出て
います。
大神しずのさんが作った人参を買ってきました。
昔は子供のきらいな食べ物の一番最初に出て
きていたのが“にんじん”でした。
そういえば昔、子供に食べさせるために、人参の
グラッセや人参ケーキが私の十八番でしたね。


最近の人参は香りも弱く、味もスッキリしていて、ジュース業界でも
“にんじんジュース”はトマトと方を並べるくらいになりました。
年中手に入るにんじんは台所の常備野菜ですが、免疫力や
抵抗力を高めるカロチンたっぷりの緑黄色野菜の王様です。
英語のキャロットの語源は〈カロチン〉です。


このカロチンは油に溶ける脂溶性ビタミンで、油と一緒に取ることで
ビタミンAとしての吸収率がより高くなります。
カロチンの吸収率は、生のにんじんで10%、ゆでた場合で30%、
オリーブオイルなどの油を使うと50%~70%とかなり差があります。

外側の皮に近いほうがカロチンを多く含んでいます。キンピラや
天麩羅などで皮ごといただきましょう。

にんじんにはβカロチンが豊富です。βカロチンは抗酸化作用を発揮
して活性酸素による害を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタ
ミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つはたらきがあります。
αカロチンも豊富で、がん予防に効果が期待されています。

その他、食物繊維、ビタミンB1、B2、Cのほか鉄分やカリウム、
カルシウムなどのミネラルも多く含みます。
食物繊維は水溶性
ペクチンで、便通を良くし、高血圧や動脈硬化を予防します。
鉄は造血を促し、血行をよくするので、貧血はもちろん、虚弱体質や
疲労回復にも役立ちます。
カリウムは体内のナトリウムを排泄して血圧を下げる作用があります。
また、目の粘膜を強くするので、疲れ目や夜盲症、結膜炎を予防します。
(参照:o-e-c.net)

葉には、根の2倍以上のビタミンAを始め、タンパク質(根の3倍)、
カルシウム(根の5倍)、脂質、鉄分、ビタミンCなど、栄養分が豊富に
含まれています。タンパク質はスレオニン、リジンなど必須アミノ酸に
富んでいます。
店頭で見かけることは少ないのですが、産地で入手できたときには
しっかり食べてくださいね。夏の関西では、にんじん菜や葉にんじんという
呼び名で、〈京のおばんざい〉にも登場します。
食べ方は、きざんでしょうゆ煮や、妙め物、揚げ物。やわらかい葉は、さっと
ゆでておひたしにします。
私はピラフによく彩とと香りで葉にんじんを使います。
 
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by hanataikoku | 2005-05-06 21:55 | ふるさとの味