北崎通信局

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旬の露地物のほうれん草をたべましょう

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小田の友納さんが3月8日に種を蒔いた露地もののほうれん草、少しトウが立ってくる時期です。
3月20日と4月20日の大きな地震と、数え切れないくらいの余震の中でも作物はすくすくと育つのですね。小田地区も大きな被害を受けたお宅も少なくありません。今日は茹でてお浸し、金胡麻をかけていただきます。
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〈ほうれん草と文学〉
本孝老師は、ぼくに、あの時、赤い根もひたしにまぶせといわれたのだった。ぼくはそのとおりにした。すると、葉のやわらかい青がかかったところへ、赤い根は、花のようにまぶされて色めき、舌の上では、根の方が甘かった。しかし、それが根ばかりだとまた、きついのだった。青いところにまじっていることによって、甘さと、色とを発揮する。ぼくはそれ以来、今日にいたるまで、たとえば、料理屋や、呑み屋などで、ほうれん草のおひたしが出ると、根をさがすのだ。
      水上勉、「土を喰う日々(わが精進十二ヶ月)」、「二月の章」
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ほうれん草の栄養について書く必要も無いくらいですが、ここで大事なことを少しお話します。これから市場に出回る“ほうれん草”などの葉物はオーガニックを謳うものも含めて、施設栽培のものは特に注意してください。

一年に何度も収穫する葉物には、農薬よりも怖い硝酸態窒素汚染があります。
窒素肥料過多で、十分な光合成を行わないまま収穫され、その硝酸が人体の中で有害な亜硝酸へと変化します。亜硝酸態窒素は血液中のヘモグロビンと結合し、血液は正常な機能を失い酸欠状態へと導く事になります。アメリカで新生児の突然死の原因として問題化したブルーベービー症候群はこれにあたります。
季節のもの、旬のものを食べているとこんな心配は無いのですが、不自然な栽培で育てられた野菜で、人間の体は汚染されていきます。 ここ数年、〈人工透析〉を受ける患者さんが増大していることも気になります。
肥料過多や農業汚水の垂れ流しによる野菜や水道水の硝酸塩汚染の問題は、これからもっと表面化してきます。

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by hanataikoku | 2005-05-08 15:13 | ふるさとの味