北崎通信局

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北崎の隠れた人気商品、〈ギョ!?ロッケ〉

c0033992_11395493.jpg北崎の隠れた味、密かに人気の〈ギョロッケ〉をどうしても紹介したい。
正確に言うと北崎で作っているのではなく、お隣の志摩町のご夫婦が細々と作っていて、畑中の某Yショップのご主人がそこまで仕入れに行っているのだ。
〈ギョロッケ〉と並び人気なのが〈たこてん〉〈いかてん〉である。地味だが〈角天〉も捨てがたい。
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〈ギョロッケ〉をご存じない方も多いと思うので、ちょっと説明しよう。
魚のすり身に玉ねぎやキャベツなどの野菜とつなぎを混ぜ、パン粉をつけて揚げたもの。ただそれだけである。
「揚げたては美味いよねぇ」「そうなんだ、そして揚げたてはこ~んなに、でかいんだ」と両指を広げたYショップのご主人は自慢げに言った。
“魚のコロッケ”で〈ギョロッケ〉なのだ。
某生協でもロングランの商品である。(下の写真は“たこてん”。魚のすり身に玉葱の甘み。タコの粒々感がいい)

c0033992_1140199.jpgこのギョロッケ、大分県津久見市では観光バスが止まる人気の地域特産品で、私も昔仕事で関わったこともあった。
しばらく顧問をしていた臼杵のかまぼこ屋もずいぶん早くから作っていたようで、以前は特製ギョロッケの“生”を冷凍で送ってくれていた。私が好きなのを良く知っている社長が、これまた私のリクエストの〈特製ハモ茶漬け〉と一緒に頃合いを見計らっては送ってきてくれていたのだ。
自宅で揚げたてのギョロッケはすこぶる美味い!これが届いたときは仲間を呼んで、「試食会」と称して宴が始まる。
美味いのだが、何かが違う。同じ臼杵の漁師が作ったギョロッケも作りたてをご馳走になった。これも文句無く美味い。美味すぎるくらいだ。かまぼこ屋の社長曰く、「漁師が作ったギョロッケにはどうしても敵わん。自分で釣ってきた魚で、原価を気にせず作るのだから」と何とも美味そうに食べていた。
しかし、これも何かが違う・・・
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c0033992_11594386.jpgそ、そうだ、そうなんだ!〈ギョロッケ〉は安っぽくなければいけないのだ。
魚のすり身より、“つなぎ”のほうが多いと感じさせるぐらいでなければ。そして安っぽい油を吸いすぎていないとあの味が出ない。噛んだ時に、口の中で油がジュンとにじみ出るような・・・
そして後から“チリッ”と舌を刺す微妙な何か。
上質のエソのすり身でも、新鮮なアジのすり身でもあのチープさは出てこないのである。
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by hanataikoku | 2005-05-09 23:58 | ふるさとの味