今日の夕方から、青果市場関係者と意見交換をすることに!
ブログを見てくれている浜の漁師さんから「最近、カネダイの広報に
なっとうっちゃなかね」とからかわれるカネダイさんに行きます。
息子さんがインターネットをするんで見るとよ」と奥さん。
「魚が揚がってないから、今日のお勧めはカレイと鯖やね」
「鯖は茶漬けにしようかなぁ・・・」
「いかん、煮付けにしかできんと、これは」
しかし、街中では刺身用としても通用するわぁ、まったく臭いませんもん。
鯖は対馬の〈石焼風〉で食べることに決めました。
お雛まつりですから〈ちらし寿司〉をこしらえました。
ここら辺では“たかんいお”という器量の悪いさかなを煮付けました。
うどと菜の花を炊き合わせます。鯖の真子と白子も煮付けました。
名前を忘れたので、カネダイのご主人に聞いてきました(笑
ね、お刺身でもいけそうでしょう?
土鍋でアサリの酒蒸しですl。
鯖の切り身を野菜などと焼いて特製だれでいただきます。
石鍋持ってたんだけど、今度探して持ってきましょう。
小さなお客さんもついてきました。
お互い無口なもの同士で、しかも初対面。最初はぎこちなかったのですが、
博之君の情熱と体験談、そして現在の環境などを
知って、その熱意に心打たれ真摯に受け止めています。
普段、物静かな21歳の若者が、こんなに熱く語りまたこんなしっかりした
考え方を持っていることに私達は感動しました。
ほんとうにいまどき珍しい、純粋な若者です。
お父さんが入退院を繰り返し、仕事が出来なくなったときから自分で決めて
持っていたバイクもパソコンも手放し、一切友達と遊ぶこともやめ、土作りや
苗作りの技術を身につけていったのです。
教えてもらうのは60歳や70歳の人ばかり。とても可愛がってもらったと博之君。
設備や資材にお金をかけずに、どうやって仕事を成り立たせるか、そればかりを
考えて土と向かい合ってきたのです。
私達、周りの大人の持てる力を生かしてこの若い後継者を見守って行きたいと
思います。
彼の農業に対する姿勢は半端ではないことを確認しました。
並の大人ではかないません。
家の犠牲になるのではなく、自分のこの5年間の経験を生かしたいのだと彼は
言います。