吹き飛ばす石は浅間の野分かな 松尾 芭蕉
風速15mの野分が吹いた後、雨模様の福岡地方です。
当然漁もお休みというわけで、午後から海辺の燃料タンクのところで漁師さんと
油を売っていたら、とっても珍しいものを見つけました~(笑
半パンのポケットから下がっているのは、〈タツノオトシゴ〉ではないですか!
それにしてもでかい・・・
これまでテレビの映像や図鑑、そして“ちりめんじゃこ”の中に時々混じってる
小さい貴重なお姿しか見たことがなかったので、恐れを知らない北通は
「あの~、これ本物のタツノオトシゴですか??」
「うん、ほんまもんたい!作り物のはずはなかろうもん(笑」
「こんなに大きなのをこんなに近くで見たことなかったので!」
「今年の1月に獲ったと!最初からストラップにしようと思っとったけん」
「もう一回良く見せてください」
「あの~、角がきれいに直角ですけど成型したんですか?それにいつもぶら下げ
てるのに意外と壊れないもんなんですね~」
「な~んがね(笑 もともとこげんか形ばしとうと。タツノオトシゴの背びれは、たった
こんだけしかなかけん、泳ぎの下手かったい。
だけん尻尾の先を海藻やらに巻きつけて餌がくるとば待っとうとたい」
「ふ~ん」
ただただ感心して話に聞き入ってしまった北通です。