西の海岸線に沈む太陽を
見ながら一喜一憂した1年
でした。
これまで水平線に沈む太陽
見るなんて事、1年のうちに
一度あるかないかでしたから。
だけど最近は海岸線に落ちる
前に、厚い層のあやしい大気
に隠れてしまうお日様ばかり。
感動的な真っ赤な夕焼けも、
熱帯地方のような色の雲。
とても胸が痛みます・・・
2006年過ぎ行く年の〈心の
ふるさと北崎〉の日没です。
当たり前のようにこれからも
ずっとこの景色を眺めたい・・・
おかげさまで今年も無事に過ごすことができました。
心から天に感謝いたします。
あともう少しで〈除夜の鐘〉です。
日刊こよみのぺージによりますと、除夜の鐘は 108回撞かれる。
眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに苦楽・不苦・不楽が
あって18類、この18類それぞれに浄・染があって36類、
この36類を前世・今世・来世の三世に配当して 108となり、
これは人間の煩悩の数を表すとされている。
また、月の数12、二十四節気の数24、七十二候の数72を
足した数が108となり、1年間を表しているとの説もある。
鐘といえば蘇州の〈寒山寺〉が有名ですね。
栄西が開山した〈東林寺〉と〈徳門寺〉も同じ
臨済宗のお寺です。
鐘を鳴らすことは中国の宋の時代に起こった
ものでその打ち方は『勅修清規』に
「慢(よわく)十八声、緊(はやく)十八声、
三緊三慢共一百八声」と記されています。
お寺さんに行けない方のために、
こちらで除夜の鐘を聞いて
みてはいかがでしょう!(笑