北崎は花の町。
季節を知らせる花について「暦のこぼれ話」に書いてあったものを
転載します。俳句の季語などで良く使われる花の名前ですね。
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■二十四番花信風 (にじゅうしばんかしんふう)
冬至の後の二十四節気(にじゅうしせっき)、「小寒」から春の
終わりの「穀雨」の季節に、それぞれの時節に咲く花を知らせ
る風のことを二十四番花信風と言います。
小寒から穀雨までの節気は 8、それぞれの節気に咲く花が
3種類ずつ配され、二十四種類の花の名が列びます。
ちょうどこの期間の七十二候(しちじゅうにこう)に一つずつ
配される格好です。
それぞれの花は俳句の季語として採り上げられるなどして、
暦と季節を結びつける役割を果たしてくれていますので採り
上げてみました。
以下に、二十四番花信風の花と、それぞれの時期を対応す
る七十二候の日付で並べてみましたのでご覧下さい。
難しい文字も多いですので読みにくいですが、そこはご勘弁
下さい。
なお、七十二候の日付は今年(2007年)のものです。
年によっては1日位ずれることがありますが、充分参考には
なると思います。
・小寒
1/06 梅
1/11 山茶(椿)
1/16 水仙
・大寒
1/20 瑞香(沈丁花・じんちょうげ)
1/25 蘭
1/30 山礬(灰木・はいのき))
・立春
2/04 迎春(黄梅)
2/09 桜桃(山桜桃・ゆすらうめ)
2/14 望春(辛夷・こぶし)
・雨水
2/19 菜(菜の花)
2/24 杏
3/01 李
・啓蟄
3/06 桃
3/11 棣堂(山吹)
3/16 薔薇
・春分
3/21 海棠
3/26 梨
3/31 木蓮
・清明
4/05 桐
4/10 麦
4/15 柳
・穀雨
4/20 牡丹
4/25 荼靡(頭巾薔薇・ときんいばら)
4/30 楝(栴檀)