一月ほど前のことだったでしょうか
「(稼ぐ)仕事もしよらんで、得体が知れん。
気をつけた方がいいよ。
NPOに電話で問い合わせたら、そんなとは
おらんて言いよったらしか。
いつも写真を撮りよるが、どこかに売って金
に換えよるかもしれんし!」
わざわざ組長の上司に忠告しに来て下さった方がいたようです(笑
「いえいえ、撮った写真はちゃんとインターネットに載せとられますよ」
と答えてくださったそうです。
もしその方がこの〈北崎通信局〉を見てくださっていたら、そんな心配は
無いと理解してくださるのでしょうね・・・(たぶん)
ちゃんと所属団体のID番号もありますから、
違うところに電話をかけたのかな~?
NPOもいろいろたくさんありますからね!
FSUN本部では、福岡というよりも〈北崎〉の
方が通りま~す(笑
北通に何度か登場している生産者の方にその話をしたら(笑いながら、
しかし半分マジ)、「俺がそこにおったら、ちゃんと言うてやったとになぁ」
「北崎の人の写真を撮ってお金になるとなら、今頃稼ぎを山分けしとる
よねぇ。だけど北崎の人の顔写真とか買う人おるかなぁ・・・」(笑
今日、久しぶりに自分の記事を読み直していました。
4番目にアクセスが多い〈脳骨髄液減少症〉、右側のカテゴリーに4つほど
記事がありました。我ながら「頑張ってるよなぁ・・・」(爆
なんだかんだと、北通のボランティア暦は
結構長い方です。数日前、ひょんなことか
らあることに気づきました!
今日のタイトルの〈小山むつこさん〉の事です。
私と小山さんは、〈福岡市女性フォーラム〉の
メンバーでした。(10年位前)
その頃の私は、福岡市主催の〈NPO・NGO日米ダイアローグ〉に福岡で
活動するNPOの代表の一人として出席させていただいていました。
ペシャワール会の方もご一緒でした。
当時、日本とアメリカのNGO活動を比較すると、幼稚園児と社会人との
違いがあったことを良く覚えています(笑
とても良い経験をさせていただきました。
実は、8年前、私と組長と出会ったのがその
〈小山さん〉つながりだったのです。
当時JAの介護事業の立ち上げの仕事をして
いた組長が、講演会の講師として小山さんに
お願いに行ったところ、既に動けなくなってい
た小山さんからお断りのお返事・・・
ご自分が末期がんだったにも関わらず、最後の最後まで苦しんでいる
がん患者さんのために力を振りしぼって活動されていた小山さん。
代わりの講師を探しに、当時の私が所属していた団体にアプローチ
してきた組長。
ミイラ取りがミイラになって、そこから彼のボランティア人生が始まった
のでした(笑
引っ張り込まれた組長が最初にこき使われた
のが
〈デザイン九州場所〉!〈ショップ(タウン)
モビリティ〉としては世界で最大規模と言われて
いました。
福岡の都心部で行ったからです。
〈衣食住〉のデザイナーやプランナーが終結して
いた〈デザイン都市FUKUOKAを創る会〉
私はその中で唯一の〈食のプランナー〉(笑
すべてのひとにやさしいユニバーサルデザインをテーマとした、デザイン
九州場所を10/30~10/7に開催。その一環として
タウンモビリティ実験
でした。
イムズビルでの1週間にわたるイベントや、博多リバレインに川端商店街と
天神のイムズを結んでのテレビ電話中継を担当しました。
先日、当時の中継のシナリオが出てきましたので懐かしく読み返しました。
全部ボランティアで、しかも手作りですから!(笑
当時のことをネットで検索していたら、どこかで
みたような顔が出てきました~(笑
懐かしいなぁ~、慢性疲労症候群と診断された
当時の写真ですね!
今から8年前だから、かれこれ18年ぐらい患っ
ているんですよね・・・
*先日、Dちゃんから「組長の顔は出てるけど北通はなぜ出てこないの?」ということで登場(笑
組長が生活福祉課から、突然北崎支店に転勤になりました。
そして、病気のおかげで北崎とのご縁もできました。
2年前の地震で北崎とは離れられない関係に(笑
西浦の避難所のお手伝いの後、唐泊の〈東林寺〉がどうしても気になって
いたのです。
そしてここでまた、小山むつこさんとのつながりが・・・
人のご縁というのは不思議です。
地震直後の3月30日に亡くなった
東林寺の御住職の姪御さんだったのです!
仏師の叡学さんからいただいたメールにこう書いてありました。
「東林寺では楽しい時間を持て、和尚さんの導きのような感じがしています。」
それと最後にもう一人、北通と組長の大切な
仲間ですがこの方が生きていて下さっていた
ならば、私達以上に北崎のために活躍して
くれたことでしょう・・・
写真は〈はなしの交差点〉よりお借りしました。 亡くなる2週間前に組長と二人で自宅に伺った時、私が描いた
“福岡らしいエコミュゼ”の企画書を見てくれて、
「おう、これは面白か!おい絶対これを一緒に作ろうぜ!」と・・・
まさかこんなに早く亡くなるなんて思ってもいなかったのです。
インタビューアーが対談の後にこう締めくくっています。
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(長峰さんの)ご自宅では老犬が迎えてくれました。
目は見えないけれど、長峰氏の声には嬉しそうに立ち上がります。
「人もペットも老いるし、超高齢社会は目前です。共生社会を築かなければ、
明るい老後も人類の未来もない。」
長峰氏の言葉に深い共感を覚えました。
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ぜひ
こちらの対談をご一読ください。
長文になりましたがお付き合いいただいてありがとうございました。by北通