北崎通信局

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2007年 02月 13日 ( 2 )

生麩しぐれ

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湯葉と並び精進料理に欠かせない生麩。
蓬麩、粟麩、手毬麩など種類も様々です。
残念ながら北崎では入手できるお店がありません。


c0033992_2318144.jpg食品庫にストックの強力粉が2袋!
しめしめ、これで作れます(笑
塩と水を入れてコネコネ。
濡れ布巾をかけて30分。
そこにお水を入れて、良く揉むのです。
c0033992_23185261.jpg何度か水を替えて、白くならなく
なったらまとめます。
白い水は沈殿させて乾燥させると“浮き粉”
透き通った餃子の皮に使うあれです!
ザルの中にあるのは“麩”のもとです。
c0033992_2319227.jpgもち米の粉をグルテンに包丁で細かく切り込みながら
混ぜて一まとめにします。
ここに蓬を混ぜると春のお麩になりますね!
強力粉1キロから約400g、小麦粉のたん
ぱく質だけで出来ています。

最近は粉もんに凝っていま~す(笑

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by hanataikoku | 2007-02-13 23:34 | kitazaki的養生料理

蕎麦掻き

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もしつきたての餅のようにむらなくふんわりと
した感じが出なければ、すり鉢を熱湯で温め
た中にいれ、同じく温めたすりこ木でよくすり
まぜると、口の中へ入れると泡のようにとけて
行くような感じのそばがきができる・・・・

そばがきが好きな人は、何升でも食べられるというぐらいである。
昔そばがきの好きな老僧が檀家で、うつむいて下駄が履けぬぐらい
ご馳走にあずかって夜遅く帰った。
主人は脚元が危ないからとて、下男に提灯を持たせて帰したところ、
途中に溝ほどの小川があって、それを飛び越える刹那、老僧がころ
んでお腹にパチンという音がした。

下男は近寄って「方丈さんしっかりしてください。腹がさけたのですか」
とたずねると、「いや、ふんどしのひぼが切れたんじゃ」といって立ち上
がったという話を、師匠から何回となく聞いた。
そばがき党には堪らぬ味らしい。
                   梶浦逸外著 精進料理の極意より

昭和34年に出版された当時では数少ない、精進料理の本をお借り
することが出来ました。
現代は〈精進料理〉ブームで、本屋さんにも素敵なカラーのものが
たくさん並んでいます。
今風に言えば料理のレシピですが、この本には精進料理の背景と
当時の事情が詳しく書かれていて、とても興味深いものです。
あっという間に読んでしまえるくらいのものですが、とても貴重な物
だと思います。
どうも言葉が先走りしている〈食育〉の実情ですが、〈日本人の食〉の
原点は精進料理ではないのかと常々思っていたことが、はっきりした
ようです(笑
これからぼちぼちとご紹介して行こうと思います。
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by hanataikoku | 2007-02-13 20:28 | kitazaki的養生料理