北崎通信局

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被災地の検証

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これまで殆ど西浦の浜の被害状況しかわかりませんでしたので、ボランティアさんと他の地区を見て回ります。西岡から小田地区の波佐間正幸さんのお宅に回ります。
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by hanataikoku | 2005-03-31 16:17 | ボランティアの仲間たち

被災地でも“春”が訪れています

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漁協の支所に行きますと「あんた、ちょっとこんね」と手招きされました。「味ご飯が・・・・」という言葉が聞こえましたので、すかさず「あっ、鯛めし?」と聞き返しますと、「そうたい、打ち上げしたけん残っとうと」「あんたこれ知っとうな?」と、どんぶりに出てきたのは、昨日から始まった漁で使ったのかあがったのか旬の“かなぎ”に酢醤油をかけたものでした。
「あんた、気持ちが良かモンね、これば食べんしゃい」「こっちも少しは良かっちゃろう?」の図です。
鯛めしは西浦の名物です。地震から10日あまり、少しずつ日常生活に戻ってきている気配が感じられます。
本当の支援はこれからですが、ちょっと打ち上げのご馳走を御相伴。
浜の日差しは強いのでしょう?お昼間から顔が真っ赤かです。(笑)
西浦にも春は間違いなく訪れてきたのです。高橋ブドウ園さんでは、今年初物の掘りたての筍を売ってましたので分けてもらいます。
夜、胡蝶蘭の宗さんと息子さんを“まむし温泉”に誘いました。被災してシャワーしか浴びていないとの事でしたので、久しぶりのお風呂です。風呂上りに飲んだ“瓶入り牛乳”のおいしかったこと!宗さんにはお疲れさまの生ビールを。
お昼にいただいた“かなぎ”の話をしましたら、「それは浜では最高のもてなしやけん、それは森山さんが認められってこと」とうれしい言葉が返ってきました。
宗さんはこの夜からやっと自宅に戻ったと思います。つらいでしょうけど一緒にがんばりましょう!
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by hanataikoku | 2005-03-31 14:17 | ふるさとの味

婦人会総会

今夜は西浦の婦人会の総会です。これで会長さんが交代、ご苦労様でした。
21日に予定されていたのですが、地震のために延びてしまったのです。
会長のまさえさんにかかる責任は並大抵のものではありませんでした。
浜の女は強い!この一言です。並みの男じゃかないません。
そしてこれからはみつよさんが新しい会長さんです。
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by hanataikoku | 2005-03-27 18:25 | 福岡県西方沖地震報告

西浦から北崎公民館へ

西浦の避難所はボランティアスタッフに任せて、私は宮浦の北崎公民館に移動します。
幸い町内に顔見知りの方がいらっしゃるので、その伝を頼りボランティアのニーズを引き出すことが目的です。
北崎公民館には3組の方が避難していらっしゃいました。ここに移動してきたとたん、ふっと気の流れが変わったように感じました。
浜と大きく違うのは静けさです。建物自体も昨年新築されたばかりで明るく清潔です。
西浦の避難所では、ずっと緊張の中でしたし、しかも一日数時間の睡眠時間しか取れませんでしたので、まるで別の空間にタイムスリップしたような感じです。
ここではボーダフォンは玄関の外以外、全く使えません。
昨日からボランティアセンターの窓口が西浦の漁村センターにできました。FSUNボランティアチームはそのまま活動してもらいます。しかし、問題はこれからいろいろと出てくることになります。
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by hanataikoku | 2005-03-27 16:30 | 福岡県西方沖地震報告

味噌汁づくり

婦人会の方のお当番も昨日で終わり、避難所はボランティアでお世話することになりました。
そこで一案、部屋の模様替えです。
みなさん朝から夜まで殆ど床に敷いたマットレスの上で食事もしていますし、テレビを見るのも同じ場所。まるで病室のような避難所です。
しかし、ここは一筋縄では行かない、(ほんとに)わがままなお年寄りが多いのです。
私 「今日からお食事は座卓の前に座って欲しいんだけど、よろしく~」
婆ちゃん「あのなぁ、年寄りは若いもんみたいに動けんとやけん、そげなことはでけん」
「あらぁ~、残念やねぇ、今日からご飯のときに熱いお茶を出そうと思っとったとに。味噌汁も作れるようになったけど、布団の上にこぼしたらいかんもんねぇ、残念!!」
婆ちゃん「熱か味噌汁が出ると?そりゃ良かねぇ、そしたら布団ば上げようか」
しめしめ、うまくいきました。子供たちに手伝ってもらって食事のスペースを作ります。
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波打つ石垣(小田地区で撮影)

続き・・・
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by hanataikoku | 2005-03-27 15:36 | 福岡県西方沖地震報告

泊り込み3日目

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今夜の泊まりは、福岡ライフセービングクラブの若い女性2人が来てくれました。今夜から被災者の方たちと同じフロアに泊り込むことに・・
昨日から今朝にかけて、重度の障害の方や術後のお年寄りなどは病院や施設のほうに移っていただいていました。しかし数人の方がどうしても地元から離れたくないと残っておいでです。
民生委員さんと相談しながら、そういう方に注意を払いながらお手伝いをさせていただきます。私の寝床もそういう方の隣に移しました。
また、お年の割りに比較的お元気な方でしたが、一時避難から長期戦になりそうなこと、家の戻る人が増えたこと、食糧の支援が無くなるのではないかという噂からだと思いますが、やはり夜間に病状が悪化した方がいました。
本人の希望で救急車には乗りたくないとの事で、電話で救急病院の受け入れを確認し、無事病院へ。帰路に大きな余震があり、車を止めたところ“落石有り”の看板。搬送してくれたスタッフは背筋が凍りついたようです。
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by hanataikoku | 2005-03-26 19:20 | 福岡県西方沖地震報告

支援の方針

避難所の現状では、このままでは病人や被災難民が増えてしまうと判断しました。
日中、日赤の看護士さん、ドクター。また保健所から保健婦さんがたくさん来てくれています。
みなさん毎日血圧を測ってもらったり、やさしく体調をたずねられるなどしています。そのときはみんなまるで重病人のようです。(笑)また食事も自分の陣地というか、寝床でお弁当とお茶を運んでもらっています。
家にいるときはこんなことは無いのだということは、手に取るようにわかりました。というのも、保健婦さんたちが帰った後、おばあちゃんたちはとても元気に大声で話し始めるのです。
そこで皆さんにお願いをしました。それは戦時中の体験を子供たちや私たちに話して聞かせて欲しいというお願いです。
「当時に比べると今の避難生活は天国だね」という言葉が異口同音に出始めます。
現状から立ち直るきっかけを失ってしまってからではどうしようもないと・・・
託老所になりかけていた避難所を、少しでも生活の場に近づける事にしようと思いました。
今年新入生の子供も、新しい制服が届いたのにハンガーにかけることもできません。市役所の方にお願いして、洗濯機と乾燥機、電子レンジの手配をお願いしました。
お年寄りのために姿見も。少しでも身なりを気にすることで元気が出ると思ったのです。

避難所ではみなさん新聞を隅々まで読み、テレビの情報もしっかり見ています。
どうしても玄界島の方たちと比べてしまい、悲観的になりがちです。
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by hanataikoku | 2005-03-26 16:57 | 福岡県西方沖地震報告

やっと西浦の岡地区のほうに

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ハウスに非難しているということを23日に確認していた宗幸高さんを訪ねました。
昨日、新聞でも報道されていたのである意味安心していましたら、まだ家族4人ハウスの隣の小屋で荷物を運ぶパレットの上で毛布1枚、新聞紙とビニールで保温しているとの事。お手伝いできることは無いかと聞くと、「もうひとつの300坪の壊れたハウスのブロックをかたずけたい」とのこと。約30人いればいいのではないかということで社協さんにさっそくお願いします。

続き・・・
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by hanataikoku | 2005-03-26 16:26 | 福岡県西方沖地震報告

避難所の大掃除


c0033992_1642367.jpg今朝から良いお天気です。ボランティアの方や子供たちと避難所の大掃除をします。
毛布を干して、床掃除。今日から避難所の全員にマットレスが行き渡ります。
寒い「いりこ加工場」の避難所を解散しました。家に戻れる人は全員戻りました。避難勧告の世帯は、<仕事場>といわれる畳敷きのところに移動されました。


避難所の衛生管理は、早い段階で保健所から手洗いとうがいの徹底はなされていましたが、トイレ掃除や避難所の換気や掃除などについては何もありません。早々と心の病気にならないようにという張り紙は張られています。
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今回の大掃除の目的は3つ。まずは衛生管理。そしてじっと座りっぱなしの人たちを動かす。それと子供たちとのコミュニケーションでした。
避難所の中で大人と子供の生活スペースがいつの間にか線引きされていました。大人の被災者のケアは十分なほどの人数(マニュアル通り?)の専門家が交代で当たっています。

子供たちはだらだらとテレビや漫画を読むしか居場所が無いのです。そこで積極的にお手伝いをさせる方向にもって行きました。地震があったことなど忘れてしまいそうな良いお天気です。男の子も一緒にお手伝いします。みんな素直ないい子です。


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by hanataikoku | 2005-03-26 10:00 | こどもたち

泊り込み2日目


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非難センターに泊り込んで2日目です。FSUNボランティアチームも3名泊まっていただきました。
調理場の休憩室の板張りの床に、日赤から支給された被災用毛布だけですのでかなり寒く大変だったと思います。
夜中に何度か大きな余震があり、枕元に置いていた貴重品を抱きかかえ全員立ち上がります。
広間に寝ている方たちに不安感を与えないように、私たちが怖がってはいけないのです。しかし、海岸沿いにある避難所はもろに揺れを受けます。
福岡市の中心部とは違う、とても生々しい揺れです。地底のうねりまでもが聞こえてきます。断層が音を立ててずれていくのを感じたかと思えば、地面の深くから突き上げられ大きく揺れます。今夜は余震は少なかったようです。
比較的被害の少なかったお家の方から、お風呂をいただきました。
余震の続く中での入浴もかなりリスキーです。
しかしせっかく暖かな声をかけてくださいましたのでお世話になりました。
緊張と恐怖でこわばった体も少しほぐれたようです。

続き・・・・・
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by hanataikoku | 2005-03-25 22:00 | 福岡県西方沖地震報告