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北崎通信局

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映画「100,000年後の安全」

フィンランドのオルキルオトに建設中の、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場
“オンカロ(隠された場所)”と呼ばれる施設に、世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー
作品『100,000年後の安全』。
安全になるまで10万年を要するという高レベル放射性廃棄物を、果たして10万年間も安全に
人類が管理できるのかという問題を、フィンランドの最終処分場の当事者たちに問うています。


映画『100,000年後の安全』


毎日、世界中のいたるところで原子力発電所から出される大量の高レベル放射性廃棄物が
暫定的な集積所に蓄えられている。
その集積所は自然災害、人災、および社会的変化の影響を受けやすいため、地層処分
という方法が発案された。

 フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の
建設が
決定し、固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持
されるように設計されるという。

 廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはない。
しかし、誰がそれを保障できるだろうか。10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に
警告できる方法はあるだろうか。
彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。
そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか。


KBCシネマにて4/23より緊急上映
by hanataikoku | 2011-04-22 23:59 | おしらせ