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北崎通信局

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神山清子さん

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30日、北九州のムーブで「火火」の上映と、神山清子さんの講演会がありました。
看護学校の生徒さんや、女性団体の皆さん大勢の方が詰め掛けてくださいました。
会場の脇に、映画の中で使われた神山先生の作品も展示され、みなさんため息です。
c0033992_155498.jpg遺作となった賢一さんの窯変天目釉も持ってきてくださいました。
はっと息を呑むような美しさに心を奪われます。
先が期待される作家さんを白血病で失ったことが無念です。神山先生の中にはいつも賢一さんがいらっしゃいます。

映画の中で使われた作品はすべて神山先生が実際に作られました。失敗して壊すための作品もすべて本物。その数は1700点を越したそうです。

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二つ並んでいるのは、最後にスクリーンに映し出されているあの炎の中の“骨壷”です。
神山先生が、賢一さんの死を覚悟された時に作られたものです。
映画をご覧になった方からの質問で一番多かったのがこの作品についてでした。


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1200℃以上に達する穴窯の熱と、木々が燃えてその灰によって色が変わる自然釉の美しさを心行くまで堪能させていただきました。
窯の奥のほうで焼いて出る赤い色は、“乙女の頬の色”と言われるそうです。
古代の人が作ったこの色と釉薬を使わずに出すビードロを再現するために、貧乏のどん底で何年もの間ご苦労なさったようです。
寸越窯の原点ともいえる“赤”です。


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by hanataikoku | 2005-10-01 15:02 | ボランティアの仲間たち