こんなタイトルで、夕方のテレビのニュースで、
山形の方達が喜んでくださっている映像が流れ
ました!
朝4時、真っ暗な畑で大根を抜いているお母さん。
車のライトの明かりだけで黙々と作業をしています。
「この前パトカーが来て・・・野菜泥棒と間違えられた」
産地間競争のためにこの時間に起きて出荷に間に
合わせるのだと北崎大根部会の会長のインタビュー
3月の地震被害の様子が映し出されます。
屋根の上に上がり、ブルーシートをかけている
水防の人たち。
軒並み壊れ落ちた家の壁も・・・
大きな段差がついてしまった漁港。
生々しい映像です。
私達も初めてみる映像が続きます。
良く撮っていてくださってたなぁと感心します。
年末のチャリティイベントの様子と、山形から届いた
有機餅の経緯がナレーションで・・
そのお餅を送ってくださった後に、豪雪に見舞われて
収穫どころではないのだとナレーション。
保育園の子ども達が白菜抱えています。
積み込みの様子も。
トラックを見送ります。
大根部会の会長の言葉です。
「やっぱり山形も同じ百姓、農業の仲間だ。
少しでも、役に立ちゃぁね・・・」
場面は変わり、一面真っ白の山形の映像です。
雪の中、航空便で北崎大根が届きました!
たくさんの大根と白菜を前に、早速試食
「すっごい~わぁ!たまげたなぁ~」
「甘い!!やっぱり、この辺ではこんなの*△@だぁ~。甘い!」
「大きいねぇ、おいしい~!」
皆さん、生のままかじってます。
丸々と太った大根を前に、みなさんびっくりです。
山形支部の支部長さんが両手を合わせてくださって
「・・気持ちが十二分に入って・・・非常に・・暖かくて、うまい
野菜で福岡の気持ち、十二分にいただきました・・・・
まず合掌です」
とてもシャイな東北の方が、一言一言発してくださる言葉が
言霊となって、テレビの画面を通じて流れてきます。
思わず涙が流れてきました。
ナレーションが入ります。
自然の猛威にさらされた九州と東北の農家同士の思いやり
に満ちた交流。
中山町では今でも除雪作業をしています。
間にNPOや運送会社の善意のこもった〈北崎大根〉の料理が
身体だけでなく、心も温めてくれるのでしょう。
最後にスタジオのキャスターが「遠く離れていても、農家同士
だから心が伝わる。大根の甘さは優しさの味だったのかもしれ
ません」と締めくくってくれました。
山形はこの取材の後、ものすごい吹雪になったそうです。