人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北崎通信局

kitazaki.exblog.jp
ブログトップ

久しぶりに激怒!

血圧が上がることがおきました!
こんなことでカッカしてしまう私がまだまだ未熟なのでしょうか・・・

久しぶりに組長と激論を交わしました。
どちらかといえばご想像通り、一方的でしたけど(笑

組長というハンドルネームは、地震復興の援農ボランティアの
方達の窓口をしていて〈原田組〉とよんでましたので・・・
決してマルボウ関係ではない事をご理解ください(笑
正式にはFSUN資源循環プロジェクトの事務局長です。

激しく論じ合った内容というのは、昨年お手伝いしたみどりの日
のイベントの事
でした。
また今年もJA本店に協力要請があり、北崎支店に回ってきたと
言うのです。

職員ではなく組合員さんの負担になるんですけどね・・

「当然、断ったよね」と組長に尋ねると、「北崎のPRになるので
あれば・・」
と答えたと言うんです。
「えっ、どうして・・・・」と絶句する私。

昨年は、地震の起きる前に新聞社からJA北崎支店に出店依頼
があったのですが、あの地震でしたから生産者の方は全くそん
な余裕がありませんでした。
もちろんJA職員の組長もです。

協力できない理由を主催者に説明したのですが今更困ると言う
事で、急遽私達ボランティアチームが助っ人で出店したのです。
私達がお手伝いをするのは、殆ど報道されない北崎地区の地震
被害の状況を知ってもらいたいからだと主催者側に話したのです
が、イベント参加者はレクレーションを目的としているので地震の
話題はまずいという回答でした。

そして、あらためて紙面で北崎を取り上げるからそれで勘弁して
くれと言う事でした。
しかし、その後取り上げていただく事は無かったですね。





数千万円の費用をかけて修復なければならない北崎保育園でも、
園長は大変な心労の中、毎年恒例の田植えをしました。
いつもと同じように、玄界島の園児や堅粕保育園も招待しての田
植えです。

「取材依頼をして来るには来てくれたのだけれど、玄界島の子ども
達がバスから降りてくるところからずっとカメラは追っかけ、最後ま
で北崎の名前は出ずじまいだったのよ」と園長は悲しそうに話して
くれました。

組長にはっきりと言いました!

「昨年のイベント会場では、一緒に出店していた脇山の方たちの
お弁当も大量に売れ残ったでしょ!
当然、花や野菜を出した北崎も大半が売れ残ったんだよ。
スポーツのイベントで疲れた参加者が野菜や花の鉢植えなんて
ぶら下げて帰らないよ。
あんなに大変な中、精一杯集めた農産物を無駄に出来ないから
後片付けの時に、主催者のスタッフに少しでも個人的に買って欲
しいってお願いしたけれど協力してくれなかったんだよ!
会場を飾る花の寄植えも主催者側のスタッフが全部持って帰っ
たのよ。」

「何で主催者が持って帰ったの・・・」と組長。
「○正さんが引き取りに行くのが大変だから・・って言ったんで
しょう。だけど借りた人がちゃんと返さなきゃね・・
「まさか今年も出してくれって言われたんじゃない?」

「うん、担当者がもう直接交渉して今度も出してもらえるって言っ
てたよ」

「ばっかみたい!予算持ってる営利事業なんだから当然買って
もらえばいいんだよ。ほんとに人がいいんだから!
北崎のためになるんだったらって提供するんでしょ、たぶんね・・・」

数千万円規模のイベントだと思います。
そんな中、どうして大きな被害を受けて間もない北崎の人たちが
リスクを負わなければならないのでしょうね。

炎天下、数キロの距離を歩いた参加者に振舞われるのはスポン
サーさんの青汁だけでしたから、喉の渇きを癒す貰った甘夏みか
んは売れましたが、生産者の方たちから仕入れた商品はほとんど
売れ残り、お手伝いしてくださったボランティアの方が職場に持って
行ってくれ、同僚の皆さんが協力してくださいました。

今年の地震から1周年の特集も、地元の人たちを含め、あまり良い
気持ちではない人が多いようです。
出る、出ないの問題ではないのです。扱い方です。

「北崎中探したって、地震から後ヘルメット被って歩いている人なん
てここのところ見た事もないのに国営放送では流れてたのと一緒よ!
これまで取り上げられなかった問題をきちんと報道していただきたい
からとわざわざ時間を割いて地元の人を紹介した新聞社の写真部の
特集でも、何人かハウスの中に不自然に並んで写っているだけでしょ
うが!
まるでとってつけた記念写真のようだったよね・・・
それなのにまた協力するの!?
北崎のPRをしてくれるならって、何をどんな形でPRするのか確認した?」
 
「・・・」

昨年の福岡市主催の〈アイランド花どんたく〉が6億円を越す黒字に
なったとニュースで言っていました。
花のイベントですから当然、福岡市最大の花の生産地・北崎も協力
します。
とても安い値段で、しかも徹夜状態の日が続いたようです。

猛暑でしかも炎天下、主催者の意向で手作業で広大な敷地の草む
しりや植え替えをさせられていました。
とてもまともな人間のやる事ではないと思います。
環境、環境って大事な事勘違いしてたんじゃない?
イベント会社丸投げで、本当に花の管理など理解できていたのか
どうか・・・

地震のとき公民館や避難所に来ていた市役所の宿直担当の人は
時間が来たら「朝が早いので・・」とさっさと寝てました。
当時、超勤手当てや宿直手当てなど億単位の金額が給料と合わ
せて職員に支払われたようです・・・

「私、やっぱりブログに書くからね~、我慢しない!」

すみません。久しぶりに激怒してしまい、言わずにおこうと思って
たことを書いてしまいました。

まだ大人になりきれないのでしょうか・・・
そんな大人ってやっぱり大嫌いです(笑
by hanataikoku | 2006-03-30 18:34 | 番外編です!