フランスの漁師町〈マルセイユ〉の名物料理がブイヤベースです。
昔ながらの本物の味を守るために〈ブイヤベース憲章〉なるもの
までがあるそうですよ!
おしゃれなお店で出されるものとはずいぶんと違います。
さぁ、北崎で揃う材料で作りましょう、おいしい魚料理!
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魚のコッパ、2キロ 白身の魚4種類が揃いました!
大鍋でグツグツと魚の出汁をとります。
オリーブオイルで、トマトの角切りに玉ねぎ、にんにく、ローリエを
軽く炒めた中に、魚の出汁を入れます。
サフランは北崎では入手できませんでした~
さらに煮詰めます。
魚とじゃがいも、厚めのスライス玉ねぎを用意!
ほうぼうとはとだい、月日貝をいただきましたのでこれで4種類と貝1種!
大量に作りますので魚が鍋の中で崩れないように
オリーブオイルとガーリックで軽くソテーしておきます。
スープの中にお魚を入れて手早く煮込みます。
ここからは時間との勝負です!
スープと魚を別々に食べます。
こんがり焼いたバゲットを用意して、さあいただきま~す!
熱々スープに、ルイユをつけたバゲットを投げ込みました~
皿の取り分けたお魚に“ルイユ”をつけるとさらにおいしくなります。
魚につけて食べるたれのような“ルイユ”です。
にんにくと卵黄にオリーブオイル、チリペッパー、レモン汁で作ります。
漁師町ならではの料理ですね!
これだけの材料を買って作るとなると大変です(笑
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La Charte de la bouillabaisse marseillaise
(ブイヤベース憲章~概要~)
{食べる魚」は、地中海の岩礁に住むものに限定
海老や貝類は入れてはいけません
また、最低4種類以上の魚を入れること、とされています。
主に、アナゴ、ホウボウ、カサゴ、マトウダイ、タラなどが入ります。
{スープの出汁」は小魚でとりますが、この小魚の種類も決められています。
「ブイヤベース」の言葉の意味は、「ぐつぐつ煮て、(火を)消す」
その言葉どおり、短時間で仕上げるのです
ーマルセイユ生活便利帳よりー