♪ 盆の十三日に踊り子が揃て さぁさ踊ろよ 手に手を取りて
村は千軒、ほのぼの明けて 志賀の神島朝日がのぼる
名にし北崎 住みよい里よ 山の松杉緑も濃いく
海は果てなく宝をのせて 人の心も吹く春風に
野にはたんぽぽ、川辺のすみれ 花も笑えば 小鳥もうたう
草場よいとこ、城山見れば あまつ乙女の霞のころも
きりりと結んだ白手拭に 草を刈る鎌さくさく冴えて・・・・・・・
北崎の各町内では、9番まで歌詞が続くこの歌を歌いながら、〈初盆〉の家々を
廻り、浴衣姿の女の子が踊るのです。
近年は子どもの数が減り、だんだん寂しくなってきました。
草場では今年の盆綱引きは、たいそうりっぱな綱ができたそうですが、残念ながら
盆踊りは中止だったようです。
唐泊でも盆踊りでにぎわったようです。
踊り終えた子供たちは、初盆のお宅から飲み物を振舞われていました。
普段なら少々やんちゃな子供たちも、この日は神妙な感じです(笑
次のお宅の玄関先でまた踊り始めます。
見物の人たちが増えてきました。
お里帰りして見ていた女の子も、みんなと一緒に踊りたそうでした。
一緒に来ていた若いお母さんが、タオルを首にかけて小さな声で歌いながら
踊りの振りを一緒に合わせ始めました。
子どもの頃、こうやって家々の軒先で踊っていた記憶が戻ったのでしょうね~
汗びっしょりになって踊っている子供たち・・・
浴衣の鮮やかな色がなんとも可愛らしい!
こちらのお宅でも、飲み物をいただいています。
翌日の盆相撲で踊る終了時間を尋ねています。
蔓引きの後、相撲があって、盆踊り、そして精霊流し・・・
今までは、日暮れと共に始まっていたようですが、早めに始めるようです。