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北崎通信局

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浜ぼうふう

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先日、〈西区まるごと博物館〉の打ち合わせで、公民館長のゆうきさんのお宅に
お邪魔した時に、子どもの頃の懐かしいお話をたくさん聞かせてくださいました。
お小遣い稼ぎに、当時はたくさん浜に自生している*“浜ぼうふう”を採り、佃煮箱と
いっていた木箱に並べ、〈栄久丸〉に積み込んで博多で売られていたそうです。
北崎のきれいな海岸でも最近はほとんど見当たりません。

昔は獲れた鰯やかなぎを浜に広げて干していて、それをお百姓さんが肥料にと
買っていっていたのだとか。
砂浜には魚の栄養分がたっぷり含まれていて、ぼうふうも立派に育っていたので
しょうか?
冨栄養化の弊害として、小さな貝のようなもの(もう一度聞いてきます)が大量に
発生したので、砂浜を裸足で歩けなかったのだとか・・・

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今日うれしいことに、“浜ぼうふう”を頂きました!
根元に切込みを入れて水に放つと、くるっと反ります。その姿が舟の碇に似ているので〈いかりぼうふう〉と呼びます。
ぼうふうは、刺身のあしらいや、酢味噌でいただくセリ科の植物です。
パックに入って売られているものしか見たことがありませんでしたので大変嬉しいです!

*もともと海岸に自生しているもので、風で砂が飛ぶのを防ぐのでこの名がある
出回っている物は栽培した物で、これをぼうふうと言い、野生の物を浜ぼうふうと
呼び区別している
by hanataikoku | 2006-10-26 00:41 | 〈食〉について考えてみる