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北崎通信局

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人日の節句

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皆さん、今日は七草粥を召し上がりましたか?
北通は、“七草と椎茸のスープ”に、西園さんから
いただいたもち米を洗って水に漬けていたので、
“中華おこわ”を作りました。
お友達のお母さんの形見にいただいた蒸篭が、
今年は大活躍です。

おこわの具材は、贅沢に甘栗をたくさんと銀杏。
椎茸と筍に中国のお漬物の雪菜の代わりに高菜を
使い、お土産の蘇州特産の豆腐干。
見た目はまるで牛肉の佃煮風。
椎茸、筍をごま油で炒めて椎茸の戻し汁に醤油と
砂糖少々。
銀杏、高菜、甘栗を入れたところに、もち米をざっと
混ぜ合わせて湯気のたった蒸篭で蒸せばあっという
間に中華風おこわです!
竹の皮に包んで蒸せば“中華ちまき”

こよみのページから七草の由来についてちょっと・・・
◇人日の節句(七草の節句)
  五節句のひとつ。古来中国では、正月の1日を
  鶏の日、2日を狗の日、3日を猪の日、4日を
  羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、
  それぞれの日にはその動物を殺さないように
  していた。そして、7日目を人の日として犯罪者に
  対する刑罰は行わなかった。
  この日は7種類の野菜を入れた羹を食べる習慣
  があり、これが日本に伝わって七草粥となった。

日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般
的に定着したそうです。

捕鯨禁止で海の生態系が大きく変わっていますが、
ここ数年で市場にうんと出回り始めた馬肉も問題に
なってきました。
お正月のグルメ番組でも霜降りの〈極上桜肉〉が登場
してましたっけ。

現在アメリカの動物愛護団体が、馬を食用にする
ことの是非について国会に圧力をかけているそう。
昨年9月上旬下院で、「食用に供する目的をもって
馬を所有し販売し運搬する等の行為を禁じる法案を
成立させ、上院での可決を目指してメディア対策も
進んでいるとの事です。

その直接的な目標は、「おもにフランス、ドイツ、ベル
ギー、日本向けの輸出用」にいずれも「アメリカの権益
と一切関わりなく」操業され、「昨年は9万頭の馬をと畜
した」アメリカ内の3つの馬肉加工施設を実質的に操業
不能にさせる立法措置を講じることにある、とあります。
(新ワシントンレポート・馬肉のタブーと動物愛護より)

単なる動物愛護の観点だけではない何かが大きく動い
ているのでしょうね・・・

それともうひとつ、今日7日は〈つめ切りの日〉
新年になって初めて爪を切る日は、昔から七草爪と
いってこの日に決まっていた。
草を浸したお湯につめをつけて柔らかくしてから切ると、
その年は風邪をひかないといわれた。
by hanataikoku | 2007-01-07 15:33 | 〈食〉について考えてみる