北崎通信局

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松ぼっくりとくじら石

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千石船を係留させるために、海の中の大岩に穴を開けたつなぎ石。
明治の頃には、この浦に来る鯨を漁師が総出で岸に引き寄せ、
この岩につないでいたのでくじら石とよばれるようになったと・・・

くじらを引き寄せるといっても、危険な作業だっただろうし、命を
落とした人もいたと、〈筑前五ヶ浦廻船〉で読んだ・・・

この浦に立つと、古の人々の息遣いが聞こえてくるような気がして
ならない。
人工的な護岸や造成が行われていても、流れる空気は遥か昔から
途切れることも無く続いている。



映画「earth」を観た。
すばらしい映像美だと思う。
だけど、見終わった後なぜかため息がでる。
何かが違う・・・

命の旅・・・
餌場を失った動物たち
延々と餌を求めて移動する
食物連鎖
その頂点は人間

食べ物を追い求めることしかできない動物
人間に生まれてきたからこそ、そしてこの時代、豊かな日本に
生まれて来られた奇跡。

万物の霊長たる人間のエゴで、この美しい地球を見ることが
できるのは本当に最後なんだと思う。
そういう意味で、見せてくれてありがとう。

あまりの美しさに、気候変動の危機をもたらしたのは人間だという
ことを忘れさせる。

動物たちがかわいそう
誰もがそう思うだろうな


この映画の中に、最高の映像技術を誇る人間の驕りを感じたのは
私だけなんだろうか・・・

〈命の旅〉といっても、命とは向き合っていないような気がしてならない。

すばらしい映像美の世界はこちら→Love Earth
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by hanataikoku | 2008-01-22 12:22 | 唐泊