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北崎通信局

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今年の〈ひょうかりいらい!〉

西浦の〈ひょうかりいらいは〉9月9日(土)に行われます!
それぞれの船主さんから雇われた子どもたちが、町内を回るのだそうです。
北通も初めて取材させていただきますので今から楽しみです!

500年もの間続いている行事で、また故郷の良さを再認識できるのでしょうね~
by hanataikoku | 2006-09-05 12:23 | おしらせ

2006秋のお魚まつりin西浦

c0033992_2250333.jpg週末の金土日の3日間、西浦にあるカフェの恒例イベント〈サンセットライブ〉でした!
土曜日の夕方、今津の人形芝居の前夜祭の写真を撮りに行こうと思っていると娘から電話です。
「サンセット・ライブの帰りにちょっとちびにシャワーかからせてもらっていい?」
娘と孫の二人でライブに行ったのだそうです。
10年前からずっとライブに行っているお友達から誘われたのだとか。

「サンセットの前の海岸でやってたときのほうが良かったね・・・」とお友達。

オーナーの林さんも、規模を小さくしてでもどうにかして地元でやりたい!と話していました。




それから間もなくして、出かけようとしたときにもう一本の電話が入ります。
お魚まつりのことで相談したいことがあるからと、瀬戸会長からアポイントです(笑
撮影は急遽取りやめにしました!なぜならば、散らかった部屋を片付けなければ(爆
「何時ならよかね?」
「う~ん、7時半!」

ということで、半年ぶりに瀬戸会長の家庭訪問!(笑

「8日の魚まつりのことやけど、魚を売るだけではお客さんは喜んでくれる時代じゃ
なかもんなぁ。
家族で出かけてきて、半日楽しめるようなイベントじゃなからないかん。
そのためにも、西浦以外の地区の人たちに出店やら協力やらお願いせにゃならん
けん、〈北崎を考える会〉に正式に協力依頼をしたかと」

企画部会との事前調整は既に進行中ですが、近々に瀬戸会長が考える会の運営
部会長さんと話し合われることとなりました。

昨年は地元の方たちが自慢の農産物や加工品などを出してくれていたけれど、今年
はもっと充実させて、来場者の方たちに喜んでいただきたいと瀬戸会長。

「まつりで魚をぱっと売って金にするという考えでは成功せん。
ボランティアということを頭に置いとかんとイベントはできん。
漁業は一段と厳しくなってきた。これからは〈西浦〉の名前をもっと前面に出して、市場
での競争力をつけていかんとこのままではだめになるのは目に見えている。
一人でもたくさんの人に西浦の名前を知ってもらうために、イベントで集客せんとなぁ!」

「試行錯誤ながらも魚の加工品など推進していこうと思っとる。それにはそれなりの
初期投資が必要になるが、まず実際にやってみることが先決!
成功すれば後に続く者もどんどん出てくるはず。そげんなったらじゃんじゃん書いて
宣伝しちゃらないかんばい(笑
魚を獲るだけの事ではもう先が見えてるからな~」

熱く語る瀬戸会長に惚れ惚れしてしまいました(笑
西浦の将来、いや北崎の将来を見据えて、推進していくことの大変さは十二分に
理解できるつもりです。
少しでもお役に立ちたいと考えている北通です!

「ところで私にできるお手伝いありますか?」
「あんたにゃ、どんどん宣伝をしてもらったらよか!」
「今のお話、そのまんま北崎通信局に書いていいですか?」
「うん、よか!」


残念ながら8日は、北崎保育園の職員旅行なのだとか・・・
だとすればFSUN R.R.Projectは出せるものが何も無い?
by hanataikoku | 2006-09-04 23:36 | おしらせ

倒れてしまったひまわりの花

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先日配布された〈花鯛郷通信〉に掲載されていましたが、8月2日、北崎を考える会
・花のまちづくり部会で畑中地区に今年もコスモスの種まきをしました。
暑い中、花の町・北崎の秋の花畑のために額に汗しながらの種まきでした!
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その畑の隣に、今は盛りと咲き誇るはずだった夏の花〈ひまわり〉が、度重なる暴風
雨の影響で哀れな姿となってしまいました。
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花のまちづくり部会の方たちの手で植えられたひまわりを、JA北崎支店の職員の
皆さん達がこれまた汗だくで草取りをしたり(もちろん支店長さんも)と、たくさんの
方たちに楽しんでいただけるようにと地元の有志で丹精込めて育てていたのです。

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大雨がやんだあと、組長が汗と泥まみれになって必死で起こしてあげたのですが
残念ながら、そのあでやかな姿を楽しんでいただくことはできませんでした。

「無残に倒れてしまったひまわりだけど畑の中で必死で咲いている。
その花に蜂が蜜を集めに来ている姿に心惹かれるものがあったんだ」と組長・・・
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「ここのところをうまくまとめて書いてくれることを期待する」と言いいながらデジカメを
手渡されましたが、やはり組長の感性をうまく表現することは私では無理のようですね(笑


産業としての花作りだけでなく、糸島半島の先端にあるこの小さな町北崎を訪れて
下さる方たちに、こうやって町を花でいっぱいにして、少しでも楽しんでいただきたい
と地道なボランティア活動を続けている〈北崎を考える会〉の皆さんたちです。
by hanataikoku | 2006-09-03 23:58 | 北崎を考える会を応援します!

ひょうかりいらい

c0033992_17371429.jpgガラスの鉢に玄関脇の百日紅の花をいけようと、はさみを持って外に出ました。
ちょうどそこに自転車で通りがかった漁師のおじちゃん。

「さるすべりは、ほかんとより花が長うかごたるなぁ」 
(百日紅の花は他の花より長く咲くね)
「今年、花が咲くのが遅くて心配したけど、りっぱに咲いたよ!」
「白かともあるもんなぁ」
「きれいなピンクで可愛いね~、今日は今津の人形浄瑠璃があるね!」
「そうやねぁ、今日あるったいねぇ」


「9月になったけん、西浦は〈ひょうかりいらい〉やね~、日にち間違えんように
写真撮らないかん(笑」



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  ひょうかりいらい りいりいらい
  りいらい りいらい りいりいらい そこ


子どもたちの単純な歌声が岬の町を練り歩く。
ひょうかりいらいは岬に秋を告げる祭りである。九月十一日(現在ではその直前の
日曜日)の朝、氏神様の白木神社は岬の漁師でうずまる。
おとなたちは酒となますといおめし(魚と米とを別々に炊いて混ぜ合わせたご飯)を
持ち、子どもたちは背中に鯛の絵や、「寿」などと染めぬいたハッピを着、これも
鯛を描いた旗を4メートルほどの笹竹の先に靡かせて集まってくる。

酒となますといおめしが末社も含めた神前に供えられ、神主の祝詞が終わると、
子どもたちの旗が社前に勢ぞろいする。岬の集落とそれに続く玄界灘を見下ろし
ながら、秋風に靡いている一群の旗は見事であり、勇壮である。

しかし、子どもたちの歌声とそれにあわせた動作には元気が無い。
  「そげなこっちゃあ一人前の漁師にゃあなられんぞ」
  「海の向こうまで響くごたあ声で歌わにゃあ」
おとなの怒声が飛び、やがて整然と、しかも、見ている私の胸をたぎらせるような
歌声となった旗の一群は、漁師の家々の屋敷神へと向かって石段を降りて行く。


考えてみれば、岬の漁師たちにとって、いや、岬という漁村そのものにとって、
子どもたちは命である。
子どもが親の後を継いで漁師になる。それをいいことだと考えることは古い考え
方だといわれるに違いない。

しかし、この岬にとって漁業の滅亡は岬という集落の滅亡をも意味する。
同じことは農家にもいえる。新しい産業が誘致できればいいのだが、それにしても
土地に縛られるという意味では同じことだろう。
多くの農村や漁村、それに炭鉱などが高度成長という名のもとに廃村となっていった。
それでいいのか、いやでも漁業にしがみつくしか他に仕方がなかろう。
この「岬」ということばを「日本」ということばに置き換えてみるといい。

大人たちはこのいとおしい岬のために祈る。

  ひょうかりいらい りいりいらい
  りいらい りいらい りいりいらい そこ


おもしろいことに、この「ひょうかりいらい」ということばの意味がわからない。
不明なのである。意味不明のまま、祭りそのものは数百年間も続けられてきたの
だが、漁業の安全や大漁を祈願する祭りであることには間違いない。

一説によれば「ひょうか」は「評価」であり、「りいらい」は福岡地方の方言と考え合
わせて「利大」あるいは「利鯛」だろうということである。しかし、評価などということば
が近世以前に使われていたかどうか甚だ疑問である。
そこで思いついたのが、古い朝鮮語ではないかということである。

岬の人たちが中世末に対馬から移住してきたのだとすれば、当時対馬で数多く
使われていたであろう朝鮮系のことばが伝わったとしても不思議ではない。

          ー中略ー

ひゃんか    郷家・郷歌
へぇおかるうぃれぇ   海を行き来する儀礼
へぇかりれぇ   海家利来(礼)
へぇおかりら   海魚を山積みせよ
いよど・いほと   済州島では、民謡の最初か最後に「いよど」あるいは「いほと」の
囃子が付く。これは漢字で「離虚島」と書き、東支那海にあると信じられている島の
名で、船の航海で、この島まで来れば安心できる。したがって、人生の船出も含め
て、無事を祈る囃子ことばとなった。

「ひょうかりいらい」の意味はこれらのことばの中のいずれかであろう。
歌の最後のことばである。「そこ」も 「いよど」や「いほと」が多少変化したものかも
しれない。

  漁師の家に利よ来たれ、何事もなく
  獲れた魚を山と積め、無事に。 


岬の人々の「ひょうかりいらい」に対する想いと全く同じである。しかし、私がこの
祭りを美しいと思うのは、おそらく五百年以上も続いたであろう伝統の中にこめら
れた想いであり、それを受け継いでいこうとしている子どもたちの姿であった。

高田重廣著 -浜辺の子どもたちーより
by hanataikoku | 2006-09-02 16:15 | ふるさとのアルバム

芋・蛸・南京

お仏壇の花を大門屋さんで買って、かねだいさんの前を通ったら日よけの向こうから
「どうね、少しは元気になったね~」と声がしました!
「風邪っけは少し抜けたような気がするから、ちょっと元気(笑」
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店先で〈茹でたこ〉の足が目に入りました!
「あっ、たこがある!」
先日の沖迎えで見た生たこが忘れられません(笑)
昔の人は女性が好きな食べものが「芋、蛸、南京」とは良く言ったものです!

「地だこやけん、おいしかよ!」
「うん、それちょうだい!それから・・・・」

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「おいしそうな舌平目、いや“くつぞこ”!これなら食欲出るよ」
「見た目は薄かごたぁけど、こげんかしても身は厚かもんね~
もうひとつの縞のあるとは安かもんね~、半分くらいの値段やけん。」
「高級食材で贅沢やけど、たまにはいいよね!これは全部一人で食べる(笑」

通好みの地だこの頭をたくさんおまけしてもらって、しめて1000円なり!
これだからたまりません!(笑

さっそく一人でいただきました!
さすがに地だこは多すぎて、残りは〈贅沢たこ焼き〉にしよ~っと!
平目は新鮮すぎて身がきれいに骨からはずれませ~ん(笑

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海の砂漠化〈磯焼け〉
昆布やワカメなどの海藻が消失し、海の砂漠化とも呼ばれる「磯焼け」現象が
全国的に発生していることを受け、水産庁は2007年度から、海草を食べる
魚などを近づけないよう、海藻の周辺に食害防除ネットを設置するなど、本格
的な海藻保護策に乗り出す。

同庁のまとめでは、海に面する39都道府県のうち、現在27都道府県で磯焼け
の被害に遭っており、このうち、茨城、愛知、和歌山、佐賀の4県は04年度以降
に磯焼けが確認された。

地球温暖化による海水温の上昇に加え、南方の海に生息し、海藻を食べる魚が
日本近海に増えたことや、ウニも本来は活動しない冬に海草を食べるようになっ
ており、沿岸海域で海藻が消失する現象が各地で発生している。

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大雨による土砂や埋め立場からの汚水の漁場への流入も気になります。
先日来の流木被害も、これまで大陸の河川口などに古くから堆積していた
物が、記録的な大雨で一気に流れ出たのだろうと地元の漁協の役員さん
から伺いました。
by hanataikoku | 2006-09-02 13:18 | 〈食〉について考えてみる

今津人形芝居

さぁ、今日から9月です!
といっても、特に何が変わったというわけでもないですが、学生だったら新学期! 

菜大根に二百十日の残暑かな   河野 李由
1日は二百十日で防災の日。そして、1000円で楽しめる映画の日でもある~(笑

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お盆過ぎ頃から、今津、大原の道路脇にいくつもののぼりが立っているのに
気づかれましたか?
これは、今年で定期公演10周年を迎える〈今津人形芝居〉の告知です!

お隣の校区のこの行事は、県の無形文化財に指定されています。
六演目を準備しているそうで、目玉は今津小学校の3年生が演じる
〈傾城阿波の鳴門・巡礼歌の段〉
演目を聞くだけで涙をそそりますね~(笑

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新聞によりますと、今津小は2004年から総合学習の時間を使って
人形芝居を学んでいるそうで、今年も6月から週2.3回、保存会の
中村隆暢代表
から指導を受けてきたとのこと。
児童28人のうち14人が浄瑠璃を語り、残り14人が3人一組で1m
以上もある人形を操るのです!

入場料は無料です!芸術の秋、小さな町に残る伝統文化に触れる
のもいいものです!

お問合せは今津公民館 092-806-2021まで

*写真はこちらのサイトからお借りしました。

今津人形浄瑠璃の由来はこちら
by hanataikoku | 2006-09-01 12:32 | おしらせ